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③フランス、イタリア、スイスの旅(Entrevaux&Villefranche sur Merへ)

朝早起きして出発の準備。フランスに来てからあまりの暑さに何かおかしいなと感じた私は、早速テレビをつけて天気予報チェック。すべてフラ語なので言葉は全く理解できないけれど、映像や気温を見て、例年以上の暑さでしかもものすごい暑さなんだっていうことを勝手に理解。今日の最高気温も35度。今日は山の方へ行くので多少涼しくなることを期待し、ニース午前9時発のプロバンス鉄道アノットへ向かう。
ホテルからプロバンス鉄道の駅まで歩いて約20分ほど。すでに背中は汗だく。電車は2両ほどで本当に小さい。これでコトコトと山を登っていくのです。目的地までおよそ1時間半。車内はエアコンがこれまた効いておらず、蒸し風呂状態。フランスって国は節約推進国?なのかと半分諦め乗り込みました。(後に、地球温暖化の現象をもろに受けている国だと知りました。)車窓からは最初はニースの町、次第に景色が変わっていき、岩肌剥きだしの険しい山々を見ることが出来ます。崖ギリギリのところを走ったりと、スリルと迫力満点な列車でした。↓車窓からの眺め。
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予定ではアノット&アントルボーの2つの町を散策する予定でした。しかし、途中で電車から全員降ろされ、待機中のバスに乗り換え。しばらくバスを走らせ、また列車に乗り換え。険しい場所を走るので、きっとがけ崩れか工事中で途中通行止めなんだと思いました。実際はどうだったのかは不明。そんな感じで予定がずれ込み、アノット行きを中止し、アントルボーでのんびりと過ごすことにしました。
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アンルトボーの町は川にかこまれた要塞都市。どこの道も坂道で歩くのは大変だけど、神秘的な雰囲気タップリの中世の町にタイムスリップした気分。町の頂上に建つ要塞まで行きました。重い荷物は木陰に隠してネ。下から見上げると相当な距離がありそうだし、この暑さ。登る道には日陰もありそうもない。思った以上にキツイ道のりでした。途中でペットボトルの水を首にかけながら何とかたどり着きました。上からの景色は見事なものです。心地よい風が気持ちよく、しばらくこの町をぼーっと見ていました。この見晴らしの良さだったら敵の侵略もいち早く見つけることが出来るだろうな。

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ここで美味しいフランスパンを食べて(チーズ&トマト)数時間ゆっくりと過ごしました。日陰のいい場所を見つけてしばらくお昼寝タイム。忘れることの出来ない町となりました。
頂上から見るアントルボーの町。すごいでしょ。「わ~っ」って言葉が自然に出てしまいました。
15:41発ニース行きに乗りこの町ともお別れ。冷房の効きの悪い列車なので、乗客は私を含め窓から顔を出していました。ニースに着いてから各駅で2駅目のヴィルフランシュ・シュル・メールへ。宿泊先を決めていないので、これから宿探し。ここはとっても静かな港町。ホテルも2つほどしかないので、簡単に見つかった。★★★ホテル「Welcome Hotel」に決定。海に面したテラス付きの素敵なホテルです。昨日のメリディアンより安いのにこの景色!!町はとってもし小さいけど、お洒落なレストランがたくさんあります。どこに入ってよいのか迷ってしまい、ホテルの人お勧めの魚介類が美味しいレストランへ。美味しい夜でした!
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by yukicon-nyc | 2005-06-27 22:06 | +travel