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5日目 国境の村メデスへ

宿泊中のホテルがあるタメルザから8km,お隣の国アルジェリアから1kmの村、メデス。

そこへの行き方は、車道を使い車で行く方法(約15分)と、谷を超えて直線距離を歩く方法(片道1時間)の二通りがある。

yukicon家がどちらを選んだか、もうお分かりでしょう。
もちろん歩いて行くことに。

個人で行けるのかどうか確認すると、その谷を越えて行く場合、警察に届け出をしなければならないらしいということが分かった。
さらに現地のツアーに申し込むことがほぼ必須であることも分かった。

一応ツアーデスクがあるようなのでそこに行ってみた。
"syndicat d'initiative" ロンプラに唯一載っていたところ。
おじさんが一人でのんびりやっているような店内。
といっても、現地の女の子のたまり場になっていた。
彼女達に話すが英語が通じず、少し待つとおじさんがやってきて、すぐに出発することになった。
値段の交渉をし、ホテルで申し込むと80DLのところ、一人15でOKということになった。

もくもくとガイドの後を着いて行く。
荒れ果てて乾いたゴツゴツの山を二つ超えなければならない。
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こんな急なところもガイドのおっちゃん(名前を忘れたので以下おちゃんで。)はさくさくと早足で進む。さすがだなと感心。
我々も負けてはいけないと、元気っぷりを発揮。

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チュニジアのグランドキャニオンと言われているが、確かにそんな感じだ。
炎天下の中をひたすらと歩き続ける。
暑くてTシャツになるも、おじちゃんはセーターで汗もかかずに歩く。やっぱりすごい。

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遠くに見える椰子の木がミデスの村。
まだ半分来たところ。
 
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やっと渓谷まで降りられた。
すごい景色に疲れも吹き飛ぶ。

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椰子の木から実を収穫しているようす。
ホテルにもあった謎の実の正体が分かった。見た目は幼虫のよう。怖くて食べられなかったが、デイツという、椰子の実だった。
採れたてのデイツをもらって栄養補給。この実、実に甘い。

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ミデスは村といっても今は廃墟となっている。
1969年の洪水で村が流されたそうだ。廃墟はそのまま残っている。

また来た道を戻り(行きとはちょっと違う道を選んでくれた)、お昼過ぎにはタメルザに戻って来られた。
おっちゃんと一緒にサンドイッチを食べ、その後グランド・カスカド(大滝)へ連れていってくれた。
ここへ行く予定はなかったが、おっちゃんが連れて行ってくれるようなので行くことにした。
まさかここにも!と思うような渓谷がまたあった。
おっちゃんはここに連れてきたかったのだろう。
また山の上から眺めると山岳のオアシスということがよく分かる。
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タメルザパラスの全景。
周囲の風景に溶け込んでいる。

最後にチップ(要求された)も込みで45DLの支払い。
おっちゃん案内ありがとね。

昨日までやらないと思っていたホテルでのフェイシャルをやっぱり頼んだ。
今日は日に当たりすぎた。
日焼け後にぴったりというハニーのトリートメントをしてもらった。
極楽。
by yukicon-nyc | 2010-03-10 15:41 | +travel